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第三回エロい単語会議で認定された「沈没船」．『擬エロい単語』として認定に至ったのだが，擬エロい単語については事前に説明がなく，このタイミングでの発表となった．これについては批判が相次ぎ，本学会会長のイキ川海老蔵氏は「今回の件については完全にこちら側のミス．順番がおかしくなってしまったことを心から詫びます．」と謝罪した．

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擬エロい単語については，はマラ雅功氏を提案者とすることも発表された．正確には，擬エロい単語はここ最近で生まれた分類というわけではなく，少し前から考えられていた．提案者については明らかでなく，今回は日本エロい単語学会での提案者としてマラ雅功氏が発表された．

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はマラ雅功氏「前々から擬エロい単語については研究活動があり，私がこれの提案者と名乗るのはいささか恐縮ではあるが，今後はこちらの方面にも力を入れていきたい．」

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はマラ雅功氏は，王道の単エロい単語を専門にしてきたが，今回の件を受けて擬エロい単語の研究を引っ張っていきたいという．

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はマラ雅功氏「単エロい単語の分野では，偉大な先生がたくさんいる．そこはお任せして，私は新たな擬エロい単語の分野の発展を狙いたい．これにより間違いなくエロい単語界は豊かになる．

擬エロい単語はエロい単語の枠組みを広げるものである．既存の領域を磨き上げることも当然重要ではあるが，より広い領域への適用も重要なテーマなのです．擬エロい単語は新世界への扉そのものだと考えます．」

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擬エロい単語の対義語は厳密エロい単語となる．厳密エロい単語的にいうと，今回の「沈没船」はエロい単語として認められないだろう．「ちんぼ」それ自体はエロくないからである．しかし擬エロい単語では，「ちんぼ」が「ちんぽ」を導くエロい要素であると考える．擬エロい単語は，従来の厳密エロい単語ではたどり着けないエロい単語にたどり着くことができることを，今回の認定で実際に示した．

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はマラ雅功氏「課題となるのはその導き型エロい要素の定義が曖昧なことだ．今回の会議で非認定となった「OK」は「包茎」を導く擬エロい単語として選考にかけられたが，認定には至らなかった．「ちんぼ」-「ちんぽ」は認められて，「オーケー」-「包茎」は認められない．残念ながら現状ではこの違いを説明することはできない．」

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厳密派はそもそも直接エロい要素のみを認めるべきだとし，擬エロい単語を否定する．過激擬派は上記の「オーケー」-「包茎」は当然認めるべきであると主張する．多様性を尊重する方針をとる日本エロい単語学会においては，擬エロい単語学者はこの両者に板挟みになる形である．

​擬エロい単語の導き型エロい要素の形式的な規則づけが今後の大きな課題となる．